2021-05-12 第204回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
外国人技能実習制度をテーマとした際の、契約内容も含む来日時の契約に既に人権侵害の芽が埋め込まれているという指摘、それも含めた悪質ブローカーの実態把握や規制が重要であること、また、ヤングケアラーをテーマとした際の、ヤングケアラー自身にその概念や支援策を認識してもらう必要性、ヤングケアラーを担当する省庁にヤングケアラー問題を担当する独立した部局を設置するべきだなどの提案は、出席されていた参考人の諸先生からも
外国人技能実習制度をテーマとした際の、契約内容も含む来日時の契約に既に人権侵害の芽が埋め込まれているという指摘、それも含めた悪質ブローカーの実態把握や規制が重要であること、また、ヤングケアラーをテーマとした際の、ヤングケアラー自身にその概念や支援策を認識してもらう必要性、ヤングケアラーを担当する省庁にヤングケアラー問題を担当する独立した部局を設置するべきだなどの提案は、出席されていた参考人の諸先生からも
驚いたのは、悪質ブローカーがやはりいるわけですね。このブローカーがコンビニとかスーパーに行って、引き抜きのために実習生に声をかけるというんです。だから、そういう悪質なブローカーにひっかからないように、その雇主がスーパーまで車で送り迎えしている。
ですから、本国の本省としても、これはやはり最重要課題の一つとして、実効性ある悪質ブローカー規制、これはやはりイニシアチブを発揮すべきじゃないでしょうか。
多額の借金を背負って、過剰な借金を背負って入国してくる例というのがほとんどですし、先ほど言ったように、悪質ブローカーというのは至る所にいるわけですね。これは本当に野放し状態というのが実態だと思います。そして、監理団体と受入れ企業、このずぶずぶの関係というか、そういうことが許される制度設計がそのままになっている。専門家も指摘をしております。 先ほど、首脳レベルでもというお話がありました。
○井上(英)分科員 もうその時点で、悪質ブローカーのせいでといいますか、そのおかげで非常に気の毒な労働環境というのを強いられることになりますので、ぜひしっかりと、徹底的に取り組んでいただくようにお願いしたいなというふうに思います。 次に、在留資格の特定技能を持つ外国人労働者を支援するための支援機関というのが続々と誕生している。昨年八月の新聞報道では、もう既に、当時で千八百超えの機関があると。
○井上(英)分科員 次に、時間も押してきたので、通告している内容をちょっと変えさせていただいて、悪質ブローカーの対策についてお伺いをしたいと思います。 悪質ブローカーを排除するための対策については、より徹底的に行うことが大事であると考えます。以前から実施されている技能実習制度の場合、悪質ブローカーによる搾取が大きな問題になっています。
次に、悪質ブローカーの排除についてです。 これも外国人技能実習制度で問題になった件ですけれども、二国間の取決めの進展についてお伺いします。
また、今回のプロジェクトチームでの検討結果を受け、新たに失踪技能実習生からの聴取票の様式を定め、送り出し機関やその他の者に支払った金額を詳細に聴取することとしておりまして、そのことによって、例えば高額な手数料を取られたときの送り出し機関を特定するなど、こうした情報も活用しながら悪質ブローカーの把握に努めていきたいと考えております。
外務省、法務省、そして厚労省、そして警察庁まで、多岐、多省庁にわたってのことでございますから、横の連携もきちんとして、日本は悪質ブローカーの対策もちゃんとやっているということにしないと、これ先々また同じことの繰り返しかと言われないようにしていただきたいということをお願いして、質問を終わります。
また、外国との二国間取決め、これは悪質ブローカーの排除ということからも非常に重要でございますが、外国人材の送り出しが想定される主な九か国との交渉を今行っているところで、今月中の政府間文書の締結を目指して、何か国かとも鋭意作業を進めているということでございます。
しかし、私は、悪質ブローカーの排除だけでいいのかということを考えます。日本に来るに当たっての基本的な理解不足、これが私は問題だろうと思っております。誤った情報によりスタートするところに大きな問題があって、これがしっかりと正されなければならないと思っております。
こうしたやはりブローカー対策が重要で、これが特定技能になったときに、再発というか排除しなくてはいけないということは当然政府も共通の認識だと思いますけれども、そもそも、技能実習制度における悪質ブローカーの存在が大きな問題であって、それを特定技能において再び起こらないようにするために、その方策をぜひ副大臣から伺いたいと思います。
例えば、地方公共団体による多文化共生総合相談ワンストップセンター、これは仮称でございますが、この設置の支援のほか、日本語教育機関の質の向上、留学生の就職等の支援、社会保険への加入促進、悪質ブローカーの排除や留学制度を悪用した偽装滞在事案への厳格な対応などが盛り込まれています。 以上、特定技能の在留資格に関し政省令事項を含む法制度の全体像について御報告させていただきました。
例えば、地方公共団体による多文化共生総合相談ワンストップセンター、これは仮称でございますが、この設置の支援のほか、日本語教育機関の質の向上、留学生の就職等の支援、社会保険への加入促進、悪質ブローカーの排除や留学制度を悪用した偽装滞在事案への厳格な対応などが盛り込まれています。 以上、特定技能の在留資格に関し、政省令事項を含む法制度の全体像について御報告させていただきました。
そうしたことにつきまして、国内ブローカー対策として、警察庁や厚生労働省の関係機関と連携して、不法就労等の取締りの強化であるとか悪質ブローカーの排除、そういったことをしっかりと進めていきたいと考えております。
○松田委員 数々の問題が指摘されている技能実習制度についても、今後の対応だけでなく、今まで悪質ブローカーや受入れ企業側の問題によって自殺、失踪などに追い込まれた元技能実習生たちの救済も考えるべきではないかと思います。元技能実習生を支援する団体からも声を聞いております。彼ら、彼女らは、日本の技能実習制度が生み出した難民と言われるのではないかと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
審議を通して、外国人材の受入れ業種や受入れ見込み数、悪質ブローカーの排除など、技能実習制度で生じた課題を踏まえた点も含め、制度設計も明らかとなっております。 本法案は、我が国の外国人材受入れ政策の大きな転換点となるものです。人手不足の現場のニーズと実際に技能実習で働いている人の希望をつなげるものでもあり、我が国の活力を維持発展させるものと確信をしております。
野党においても、国会審議中、政府基本方針や分野別運用方針、法務省令に委ねられている具体的な制度の運用の内容、技能実習生の労働環境に関する問題、悪質ブローカーの問題などについて議論が行われてきたと承知しております。 これまで参議院法務委員会では、横山信一委員長の下で、衆議院を超える時間を掛けてこれらの懸念について議論し、政府に明確な答弁を求めてきました。
国会でチェックできない隙間を縫って、悪質ブローカーが暗躍し、若き外国人労働者が人間としてではなく単なる労働力として悲惨な目に遭うことは、技能実習制度の実態からも容易にそう予想できることではありませんか。これでは、親日どころか、嫌日をアジアに広げていくことは確実ではありませんか。
新制度で、悪質ブローカー等による民間人材ビジネスの排除はできません。技能実習制度の下では非営利とされていた監理団体ですが、新制度の下での登録支援機関は特にそのような規定は設けられておりません。また、実習制度による監理団体は許可制ですが、新制度での登録支援機関は単なる登録のみとなっています。つまり、外国人労働者を食い物にする団体の排除がないのです。派遣労働も排除されておりません。
また、悪質ブローカーに関する情報の共有を図っていくことが重要であり、技能実習制度における二国間取決めでございますとかEPA協定に基づく受入れ枠組みなどの既存のチャンネルに加えまして、在京大使館を通じるなどして相手国政府との緊密な連携を図ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(山下貴司君) まず、御指摘のとおり、違法な保証金とかそういったものを取ること、これについては二国間取決めをもって悪質ブローカーは排除するという立て付けになっておりまして、また、私も実際ベトナムなどに行きました、ベトナム、ミャンマーその他の国に行きました。
○伊藤孝江君 先日の法務委員会で、日本国内の悪質ブローカーの排除について質問をさせていただきました。 この悪質ブローカーの排除は、今回の改正法案で克服を目指している課題の一つでもあります。送り出し国だけではなく日本国内にも、外国人実習生に高い賃金を示して失踪を促し、違法就労をあっせんする悪質ブローカーが多くいます。違法就労、失踪の原因をつくり出すものであり、対策を講じることは不可欠です。
お聞きしておりますと、外国人の、日本にいらしてくださって労働力として働いていらっしゃる方々の劣悪な環境が見えてくるようなお話がたくさんありましたけれども、やはり同じように、私たちのこの法務委員会でも、民間と民間の間で悪質ブローカーというものが介在していることを大きな問題点だと思っております。 この悪質なブローカーがなくならない、送り出し側の、その構造的な要因とはどういうものが考えられますか。
そして、これらの各種取組により悪質ブローカー介在防止を図っていくことは、何よりも受入れ機関としてもブローカーの介在による受入れ停止を避けるというインセンティブとなるものでございます。
いわゆる国内での悪質ブローカーをなくしていくために、入管として今後具体的にどのような取組を行っていくおつもりでしょうか。
技能実習生を多数受け入れておられる団体の方から、なぜ失踪者が増えていくのか、発生するのかということをお聞きしたときに、最大の問題の一つが、技能実習生に高い賃金を餌に失踪を促して失踪先まで手配をする、そういう悪質ブローカー、手配師、地面師と呼ばれる存在がいると、そこがやっぱり一番大きいんじゃないかという指摘を強くいただきました。
その中で、あっせん者の身元に関する情報だけでなく、どういうルートをたどってこの手配師が接触をしてきたのかということも含め、この悪質ブローカー、手配師が行った行為の態様なども一番よく御存じなんじゃないかと思っております。 それらの情報を収集し、分析することで、今後、いわゆるこの悪質ブローカーによる技能実習生に対しての接触をなくしていくということに役立てることができるのではないかと。